プリンターとサプライヤーがつくるスクリーン印刷の未来

第18期

5月例会in名古屋

5/12(金)に名古屋で5月例会が開催されました。

今回のテーマは『CUDを印刷会社が学ぶ必要性』でした。

”人にやさしい色づかいをすすめる会”の富永さかえ様に講演をして頂きました。

 

色覚は味覚や嗅覚と同じように人それぞれ違いますが、強弱もかなりあります。

一般的な色覚でデザインされた表示物では、色弱者には分かり辛い内容もあります。

誰に対しても正しい情報が伝わるように予め配慮することを「カラーユニバーサルデザイン」(CUD)といいます。

2020年東京オリンピックに向け、年齢、国籍、身体的な状況を問わず、すべての人が快適で安全に暮らせる社会を目指しています。

 

会場では色弱者の眼を疑似体験する「バリアントール」を全員に配布して、様々なサンプルを見比べました。

色弱者がかかえる様々な課題、晴眼者が学ばなければいけない領域、オリンピックに向けての対応など非常に興味深いお話でした。

 

懇親会も大変盛り上がりました。

 

今回は名古屋開催でしたが、同業や社員の方々に声を掛けて頂き、総数24名での例会となりました。

来期に繋がる新たな出会いもありました。有難うございます。

第18期

3月例会in埼玉

埼玉大宮で3月例会が開催されましたのでご報告です。

 

今回は産業の軸となる”お金と鉄道”のモノ創りへの拘りについて学びました。

 

さいたま新都心駅で下車。埼玉スーパーアリーナ、コクーンシティーを横切り造幣局へ。

東京から平成28年10月に移転したばかりの美しい施設の中で貨幣は作られていました。

偽造防止の特殊金属加工や表現多彩なパッド印刷。技術力の深みを感じました。

 

その後は鉄道博物館へ!JR東日本創立20周年記念事業の一貫として建設。

鉄道システムの変遷と車両等の実物を見学して産業史を学びました。歩き疲れました。

休憩室では参加者と印刷作業環境について語りあい、洗浄剤や局所排気装置についての知識が増えました。

 

そして大宮駅前で懇親会。

賑やかな街並み、人の多さに驚きを隠しきれません。

発展途上埼玉大宮!外国人も多く、さらなる飛躍が期待されます!

 

東京から少し離れての開催でしたが、沢山の方々に参加して頂き、非常に有意義な情報交換が出来ました。

全国組織S-Cubeの強みである地方での開催も大切にして行きたいと感じた例会でした。